竹細工体験
ビンテージ竹細工大分県の竹細工の歴史は古く室町時代に行商用の籠を作って売り出したのが最初と言われており、真竹生産量の国内の80%を占めております。
明治35年に現在の竹工芸訓練支援センターの基礎の竹藍科が設立されて生野祥雲斎(しょうのしょううんさい)が昭和42年に竹工芸で初めて人間国宝となりました。
現在でも、大分県で唯一、経済産業省の伝統工芸品としての指定を受けており全国でも唯一、竹細工の訓練校があるなど竹細工が大変盛んで、この施設では別府の竹細工組合のインキュベーション施設として運営を行っております。
別府では、皆さんもご存じの通り温泉が大変有名ですがそれらの蒸気を使って竹細工が行われていたという事で当施設では、ヴィンテージ竹細工と言って温泉の蒸気で竹を加工する専用窯と湯煎・染色を温泉熱を使うという画期的な施設作りをしておりますので是非ご覧ください。
竹について
竹の種類は非常に多く、世界に1.250種、日本には625種の竹があります。この中で大分県が生産量第一を誇っているマダケは編組に適した竹で、別府の竹細工の主要な材料となっています。この他、用途に応じてハチク、クロチク、ゴマダケ、メダケなども用いられています。